先日、19日は年長さんの1年の集大成『ありがとうお茶会』の日でした。1年間『茶道』をしてきたグレープクラスさん、この日を待ち望んでいました。『今日はママが来る!』『おばあちゃんがお茶飲む!』と、張り切っていました。しかし、いざ保護者を前にすると肩が上がり、お菓子を運ぶ手、足からも緊張が伝わってきました。見ている方も緊張で肩が上がってしまいそうな雰囲気でしたが、とてもよく頑張っていました。
戸惑っていると、園長先生が側で『次は?』『三角形を作って・・・』と教えてくれます。緊張で手が止まってしまうこともありましたが、ちゃんと思い出し背筋もピン!と伸ばしてお茶をたてていました。その姿を写真やムービーに残そうと、保護者の方も緊張した面持ちでカメラを向けていました。『おいしい?』『お菓子食べていいよ』と、伝えたり『2回まわして飲むんよ』と誇らしげに保護者の方にも教えていましたね。
なかなか泡が立たず何度も何度も茶筅を動かし『もういいかな・・・?』と確認しながらお茶をたてていましたね。
そして、最後は『一期一会』の掛け軸の前での記念撮影。無事にお茶を出し、飲み終えたからでしょうか(*^-^*)緊張もほぐれ、ちょっと甘えん坊な子どもたちの姿が印象的でした(*^-^*)また、一年間使ってきたお茶碗は思い出として持ち帰っています(^^)/
この掛け軸は、『どの茶会でも一生に一度のものと心得て、主客ともに誠意を尽くすべきことをいう』と言う意味ですが、みんな精いっぱいやってくれましたね!子どもたちがたてたお茶はどうだったでしょうか?格別だったのではないでしょうか(*^-^*)こうして、なないろ保育園2で出会い『茶道』を通して日本の良き文化に触れ、コロナ渦で規制もありましたが、ありがとうお茶会が出来たこと、うれしく思います。また、嬉しそうにお茶を飲む保護者の方の姿も印象的でしたよ。グレープクラスさん、1年間の茶道教室お疲れさまでした。